最近よく聞くようになった、SNSマーケティング。
とりあえずSNSアカウントの運用はしているけど、正直SNSをどうマーケティングに活用していいのかわからない、という声をよく耳にします。
本記事では、SNSマーケティングの施策について分かりやすく解説しています。
【初心者向け】SNSマーケティング5つの施策を紹介
Contents / 目次
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは?
SNS(social:社会の、社会的な / network:通信網)は、インターネット上で情報の拡散、共有、収集などができる、社会的な情報網・通信網を提供するサービスのことです。
SNSは、現在の生活になくてはならないものです。
連絡手段として、他社との交流のツールとして、検索ツールとして、非常に多くのユーザーが毎日利用しています。
膨大なユーザーに情報を届けることができるからこそ、SNSはマーケティングツールとしての価値が非常に高いのです。
また、SNSは一日に何度も利用されることが多いです。
例えば電車通勤の間に、レストランでの待ち時間に、非常に多くのユーザーがアプリを開いて利用しています。
同じコンテンツや広告を複数回にわたってユーザーに届く可能性があるため、SNSで閲覧したものは記憶にも残りやすいです。
SNS上では、特定の個人が多くのユーザーに注目されることで影響力を持つこともあり、それらのユーザーはインフルエンサーと呼ばれています。
SNSマーケティングとは?
SNSマーケティングとは、その名の通りSNSを活用したマーケティングで、以下のようなものが挙げられます。
・SNSアカウント運用
・SNS広告
・インフルエンサーマーケティング
・キャンペーン企画
・ソーシャルリスニング
それぞれについて、以下で解説していきます。
SNSアカウント運用
SNSマーケティング施策の中で最も取り組みやすいのが、アカウント運用です。
そもそもどの施策を行うにしてもアカウントは必須なので、アカウント運用せずにほかの施策だけを実施することはまずないでしょう。
SNSアカウント運用は、企業やブランド、商材の認知度を高めると同時にブランディングに効果があります。
アカウントを運用することでユーザーは企業との接点が増え、自社に対しての信頼感を大きくすることができます。
また、SNSではユーザー同士のコミュニケーションが発生し、さらに広く拡散されることで、新たなユーザーへの獲得にもつながっていきます。
SNS広告
SNS上で広告を配信するのもマーケティング施策の一つです。
画像・動画など訴求力の高いコンテンツを用いて、細かなターゲティングをしたうえで配信ができるので、購買意欲が高いユーザーに対してダイレクトな訴求が可能です。
SNS広告は比較的早く効果を実感できる施策です。
広告によって認知度を上げる効果も期待できるので、予算に余裕があれば試したい施策の一つになります。
インフルエンサーマーケティング
前述したインフルエンサーにPRを行ってもらう施策を、インフルエンサーマーケティングと言います。
多くのユーザーは、インフルエンサーを自分たちと同じ消費者だと認識しています。
そのため、宣伝・広告感をあまり与えることなく数万~数百万のフォロワーに訴求が可能です。
また、インフルエンサーのフォロワーは多くがそのファンなので、ファンとしての心理が働き購買につながりやすいという特徴もあります。
SNSキャンペーン
SNSキャンペーンはユーザー参加型の施策です。
例えば商品の抽選への参加条件を、"「#〇〇」をつけてInstagramに写真を投稿する"とすればユーザーが自発的に生成したコンテンツがSNS上で増え、拡散されます。
その結果、認知だけでなく、フォロワーの獲得や既存顧客のロイヤルティ増加、実店舗への来店の促進などの効果があります。
季節やイベントと絡められるものであれば、クリスマスやバレンタインなどのイベント時期に合わせてキャンペーンを実施することで、より大きな効果を望むことができます。
※SNSキャンペーンを行う際は、各ソーシャルメディアのガイドラインを確認し、抵触しないように気を付けましょう。
ソーシャルリスニング
ソーシャルリスニングとは、SNSだけでなくブログなどインターネット上でユーザーの声を集め、分析するWebマーケティング手法です。
SNSをはじめとするインターネット上では、従来のアンケート調査などに比べマイナスの意見も書きやすく、また匿名で手軽に発信できることからサービスを使用・体験してみてユーザーが本当に感じたことが書かれている場合が多くあります。
ユーザーの生の声を分析することで潜在的なニーズを見つけ出すこともでき、大いに自社ビジネスに生かすことができます。
SNSマーケティングのメリットとデメリット
SNSマーケティングには、以下のようなメリット、デメリットがあります。
メリット
一つめのメリットは、「費用がかからない」ことです。
費用をかけることなく、認知度向上やブランディングを行うことができます。
SNS広告やインフルエンサーマーケティングなど特別な施策を実施するときを除き、費用が掛からないことは大きなメリットであり、取り組みやすい一因と言えます。
二つめは、「ユーザーと関係を築ける」ことです。
ユーザーとフォロワーという関係でつながることができ、相互に関わっていくことでロイヤルティ、LTVを高めることができます。
ユーザーをうまくファン化できたブランドはより多くのユーザーへと拡散されて、加速度的に認知度を高めることができるので新規ユーザーの獲得にもつながります。
デメリット
一つ目のデメリットは、工数がかかることです。
SNSを運用してブランディングや広告など各施策に取り組みたい場合、継続して投稿を行い、フォロワーを獲得していくことが必須になります。
SNSアカウントを育てることは時間がかかるということを理解したうえで、キャンペーン企画なども組み合わせつつ地道にコツコツと運用していきましょう。
二つ目は、炎上に気を付ける必要があることです。
特にTwitterなどの拡散力に優れたソーシャルメディアでは、投稿した内容に批判・差別的、ハラスメント的表現などが含まれていた場合、あっという間に拡散されて企業イメージを低下させてしまう恐れがありますので、投稿内容には十分に気を付けましょう。
まとめ
SNSは、サービスやブランドの認知度を上げるためにはもってこいのツールです。
いまやSNSのマーケティング利用はビジネスに必須といっても過言ではありません。
本記事で解説したSNSマーケティング施策や各ソーシャルメディアの特徴を理解できたら、まずは好きなメディアを選んで運用を始めてみましょう。
代表的なSNSについて特徴が知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しております。
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